7/8(土)午後、畑の土手でフキを採っていると美代次さんが「今日は一人か?休憩しに来い!」との事。美代次さんの家へ行ってみると、裏からプロパンガスとコンロを出してきます。

「かき餅」を油であげて食べさせてくれるようです。薄く短冊状に切って乾燥させてあります。「かき餅は冬の一番寒いときに作らんとカビが生える・・・。」「昔は油はぜいたく品じゃったから焼いて食うた・・・。」
生杉には7月1日に大宮神社へかき餅を奉納する行事もあったようで、夏のこの頃真冬に作ったかき餅を食べる習慣があるのでしょうか。
揚げたての「かき餅」は素朴な味でなかなかおいしいものです。
美代次節・・・

かき餅を揚げる

かき餅

かき餅を揚げながら話をしていると、最近美代次さんの休耕田を開墾している若者がいるとの事。「そういえば別荘の横のくぼ地の茅を二人で刈っていましたよ。」というと。「おー、来とったか。呼んでくる・・・。」と若者を呼んできます。
「体も大きくひげも伸ばして、一見怖そうなおにいちゃん?」でしたが話をしてみると意外におとなしくやさしそうな若者でした。
「農業で暮らして行きたい。自分で食べる米を自分で作りたい。生杉で暮らしたい。」とある人を通じて美代次さんに「農業の指導」をお願いしているそうで、この1週間程和邇から通ってきているとのこと。4,5年程前までは耕作していたとはいえかなり茅が茂っており、田んぼができるようにするのは大変な仕事です。

美代次さん、お昼から少々焼酎が入っているようで若者を前にして「美代次節」が始まります。「昔はこんなもんじゃなかった!この位できつい言うとったら話にならん・・・」。途中奥さんも家から出てきて30分以上「美代次節」を聞かせていただきました。
それにしても現在仕事にはついていない様子、今から少々の田んぼを開墾して来年米を作っても収穫は秋・・・。人事ながらどうやって生活していくのか心配になります。途中でくじけないように頑張って欲しいものです。
若者

開墾

美代次さんの話を聞いていると表の道に見慣れぬ車が止まり、「警察のものですが・・・」と刑事さんが二人降りてきました。平穏なはずの生杉で何事かと思っていると「能家で空き巣(食べ物?)が発生しました。」「小入谷でも不審な軽トラが目撃されている。」とのことです。聞き取り捜査中ですが刑事さんものどかな生杉の雰囲気と少し焼酎が入った美代次さんのペースに巻き込まれ、「8年前の死体遺棄事件」の話が出たりしました。(そんなことがあったんですね!)しばらく雑談風に聞き込みをして「何かあったらすぐに連絡してください!」と帰っていかれました。
それにしても高齢者のご夫婦や一人暮らしの多い針畑地区ですので早く解決してくれればと思います。
今週は一人での生杉通いでしたが、草取りだけでなく意外な展開の一日となりました。(平)
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://somanokai.blog65.fc2.com/tb.php/21-ad908411