4月22日(日)曇り午後から小雨
2月22日京都で集まった時に実施することを決め、楽しみにしていた「ナメコの菌打ち」を宮本さんとやってきました。
私は前日から泊まっていたのですが、宵の内から降り始めた雨が明け方には本降りになっていました。枚方から電車・バスでやってくる予定の家内に「無理してこなくていい。」と電話。ところが7時頃には雨は上がり、午前中は曇り空。午後からも小雨程度で作業にはほとんど支障のない天気でした。
「ワサビの葉」を買いたかったのと朝昼の弁当調達の為朝市へ行ってきました。
生杉へ帰ってくると、宮本さんも生杉入り。10時半頃からチェーンソー・混合ガソリンタンクを持ってシャクリ谷へ入りました。
作業は11時過ぎから昼食をはさんで2時頃まで。谷のほぼ真ん中あたり、大きな倒木をチェーソーで1mほどに切り、ほだ木を作って行きます。ナメコの場合、生木でないと育たないそうで、使えそうにない枯れ木は別の場所にまとめます。
チェーンソー作業は一歩間違えば大怪我をする可能性もあり、慎重に作業を進めていきます。
チェーンソー作業

菌打ち専用のハンマーをほだ木に力強く打ち込み、15cm程度の間隔で穴を開けていきます。
穴あけ作業

次に開けた穴にナメコ菌がついた駒をハンマーの逆の面で打ち込んでいきます。
菌打ち作業

これが菌打ち用のハンマーです。片方のとがったところには穴あけ用の刃がついており、強く打ち込むと穴が開き、すき間から木片が飛び出してくるようになっています。電動ドリルでもできるようですが、電源がなく足場の悪い山の中ではこの方が便利ですね。
菌打ち用ハンマー

これがナメコ菌の駒です。2~3cm程度の木工で使うダボのようなものです。ポリビンの中におがくずと500個の駒が入っています。ポリビンのまま培養しているのでしょう。
ナメコの菌

菌を打ち込んだほだ木です。来年の秋には収穫ができるかな?早生種と言うことなので10月中旬には出てくるようです。
ほだ木

菌を打ち込んだ十数本のほだ木を林床に並べていきます。
ほだ木

ほだ木の菌打ちが終わったあと、まだたくさん残っていたので直接倒木の大きな枝に打っていきます。生木がいいといってもまだ生きている木ではあまり育たないそうですが「駄目もと」で打ってみました。果たして出てくるのでしょうか。
倒木の穴あけ作業

たいした雨も降らず、予定通り作業ができて良かったです。
味噌汁や鍋に入っているナメコの食感をを思い出します。今から収穫が楽しみです。(平)
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2007.04.23 21日の花
21日(土)曇り時々晴れ

日曜日は全般的に雨の予報。雨が降る前にジャガイモを植えたいので土曜日から一人で出かけて小屋に泊まることにしました。いつもより出発が2,3時間遅かった為、湖西バイパスで渋滞に巻き込まれたりしてかなり時間がかかりました。生杉付近では意外と天気がよく、晴れ間も多い春らしい1日でした。
今シーズン最初の畑の植え付けはジャガイモ(メークィン9株、男爵8株、キタアカリ3株)です。あわせてミニレタスとはつか大根の種を少々播きました。一度にたくさん播くと収穫の時に大変なのでできるだけ少しずつ播くようにします。
今年は昨年に比べると1週間から10日ほど季節が早いようなので来週あたりからピーマンやナスなどの苗も植えなければと考えています。
桜の季節も終わりに近づき、新芽が出始めてきました。これから山が一番綺麗な時期になります。

今週も1週間の間に新しくいろんな花が出てきています。
まずは梅ノ木から入ったところでヤマブキと桜(山桜?)です。
ヤマブキ

奥山渓谷の桜

針畑川沿いを登りながら、小川でトキワイカリソウ
トキワイカリソウ

ボタンネコノメソウ
ボタンネコノメソウ

トキワハゼ
トキワハゼ

キランソウ
キランソウ

先日タムシバとコブシの区別を書きましたが、これがコブシのようですね。確かに花の下に緑の葉っぱが1枚付いています。気をつけて見ると、花が咲いているのに葉っぱが出始めているのを見かけます。これがコブシなのでしょうか。花が落ち始めてているのにまだ葉っぱが出てこないのがタムシバのようです。
コブシ

ツボスミレ
ツボスミレ

これは何なのかわかりません。
s-IMG_4861.jpg

杣の会事務所小屋のそばではオオイワカガミが咲き始めました。連休前には見事な群落となって咲いているのが見られそうです。
オオイワカガミ

夜は一人さびしく、石臼でそば粉を挽きました。3.5時間ほどかけて1.3kg程。いつももながら大変な作業ですが、連休の間に食べる分を用意しなければ。(平)

生杉の風景

15日の生杉は天気もよく作業をしていると暑いくらいの陽気でした。在所の方々も一気に活動開始といったところです。田んぼの時期に備え苗床の準備をしている家もかなりあります。家本さんや栄さんの奥さんは畑の準備・・・。
耕耘機を置かせて頂いている家本さん裏の畑を朝一番に耕しました。昨年はメンテが悪く連休前に耕耘機のトラブルで大変な思いをしました。今年は2,3度廻すと順調に始動。1時間ほどかけて2回あまり耕耘しました。実際にはほとんど家内が耕耘機を動かし、私はカメラを持ち裏の方などを散歩していましたが。
家本さんの畑が終わったあと移動し我が家の畑も耕しました。下の段の三角畑と上の蕎麦畑も少々。今年は新たにサトイモやサラダゴボウなどにも挑戦します。また昨年失敗した黒豆の枝豆も今年こそは・・・。
昨年は4月30日に耕しているので2週間ほど早いのですが今年はかなり暖かい。来週はジャガイモを植えたいのですが、天気予報が・・・。
そうそう来週はナメコの菌打ちも予定しているのですが、果たしてできるのでしょうか。

畑を耕す

ところで家本さんの畑(田んぼ?)を中心とした山帰来周辺をJA西びわこが借り上げ、稲作をするようです。休耕地対策として助成金が出るようです。住民が少なくなったり、高齢化したりして茅原が広がっていることを考えると大変結構なことです。知事が変わり、お金の使い道も変わってきているのでしょうか。今回の県議選で知事の与党が大幅に議席を増やしたこともあり、今後どう変わっていくのか興味があります。

畑にいると家本さんの川向の西川さんが声をかけてくれました(初対面ですが)。
「昔は生杉には48町の田んぼがあり、400俵の年貢を納めてもまだあまるので福井の根来などから山仕事の人夫を集めていた。」「朽木には他にこれほど豊かな土地はない。」と教えてもらいました。
西川さん83歳とのことですが、まだまだ元気でバイクにまたがり生杉を廻っていました。(平)


今週もたくさんの花が咲いていました。
先週紹介したミヤマカタバミやタチツボスミレは杉林や道端のいたるところで咲いています。
梅ノ木を過ぎると道草ばかりしているので30分以上余計に時間がかかります。

これはミヤマキケマンでしょうか。
ミヤマキケマン

まだ咲き始めですがナガバモミジイチゴ。
ナガバモミジイチゴ

これは何でしょう?
s-IMG_4655.jpg

先週「コブシ」と紹介したのは「タムシバ」だったようですね。物の本によると
コブシ:太平洋岸に多く(朽木では少ない)、花の下に若葉が1枚着く、花の数は多い。
タムシバ:日本海側に多く、花の数が少ない。
もっともタムシバはニオイコブシとも言うようですが。

奥山渓谷ではもう終わりですが高いところや生杉あたりではピークのようです。日当たりの良い山肌にポツポツと浮かび上がるような純白の花は大変印象的です。山に入らないとなかなか身近には見れないのですが生杉でうろついていたら手に届くような高さの木が見つかりました。
ちなみに昨年の春はタムシバはほとんど咲きませんでした。その分今年は花が多いのでしょうか。
タムシバ

タムシバ

スイセンも綺麗に咲いています。
スイセン

ニリンソウも咲き始めていました。
ニリンソウ

街でも良く見られるオオイヌノフグリです。
オオイヌノフグリ

ヒメオドリコソウ。
ホトケノザ

生杉では桜はまだまだ、やっと咲き始めたところですが、葛川あたりでは今が満開。いつも寄り道する「風」ではウェルカムロードの桜が満開。午後の逆光で桜が輝いています。
輝く桜

風にて

針葉樹の多い葛川沿いも桜が咲くと雰囲気が一気に明るくなります。(平)
4月8日(日)
しつこく日曜日の話題をもう一つ。

美代次さんの奥さんと家本さんが(お二人は姉妹です)「今日は山王さんのお祭りだから後でお参りに行こう。」と話をされています。
コンニャク作りを終えてから美代次さんを小学校まで送ります(今日は選挙投票日)。帰ってから奥さんも一緒に「山王さん」へ。
どこにあるのかなと思っていると生杉の下、西川さんの奥の杉林の中にありました。外からでは全くわかりません。中に入っても道などなく(杉の葉が分厚く敷き詰められている)、小さな祠があるだけです。
山王さん

祠には今朝方お供えしたと思われる大きな徳利と杯、おつまみのするめが置かれています。昔ですとお祭りの日には在所の方が三々五々お参りに来て御神酒を頂いたり、お話をしたりしたのでしょう。今では「お祭りの日」とはいえほとんど訪れる人もないようですね。
美代次さんに注いでもらいお神酒を頂きます。
お神酒を頂きます

奥様もご一緒におまいり。
奥さんも一緒にお参り

こちらは少し奥にある「山ノ神さん?」。かなり傷みがひどい祠です。
山ノ神さん?

年々さびしくなるばかりの生杉でこういう行事をいつまで維持していけるのでしょうか。(平)
4月8日(日)
昨年の12月から美代次さんとコンニャク作りを約束していたのですが、なかなか都合が合わずやっと実行することができました。あわせて前々から家本さんに「コンニャク作り」を教えて貰いたいと考えていましたので、家本さんご指導の元コンニャク作りをすることになりました。

8時半頃生杉に着くと家本さんはすでに自転車で美代次さんの家へ向かっていました。聞くとお昼過ぎに見たいテレビ番組があるとか。それまでに何とか終了したいとのこと。お茶を1杯ご馳走になり早々と準備に取り掛かります。

以前も工程は書いたことがありますが、また改めて紹介させて頂きます。
まず大き目のイモを洗ってから適当な大きさに切っていきます。こんにゃく芋は低温に弱く美代次さん宅ではリンゴ箱に籾殻と一緒に入れ厳寒時は台所で保管していました。イモ1.8kg/回の分量で3回もやることになりました。
イモを切ります

切り分けたイモを大きな羽釜と薪で柔らかくなるまで湯がきます。「箸が通るくらい」が目安です。
イモを湯がく

湯がいたイモはたっぷりの水を加えてミキサーで細かくつぶします。その後ボールにとり手作業でよくこねます。少しずつお湯を加えながら時間をかけてこねていきます。結構体力がいる仕事です。
ミキサーでつぶしてこねる

充分にこねたところで凝固剤を入れ手早く均一に混ぜます。手早くしないと固まってしまうのでこの「すばやく、均一に」が全工程の中で一番のポイントです。固まる前にトレーなどに移し、表面に水をつけながらならしていきます。
凝固剤は家本さんは水酸化カルシウム(消石灰)、私は炭酸ナトリウムを使っています。消石灰は水への溶解度が低く、強いアルカリ性ですので分量も難しく、炭酸ナトリウムの方が使いやすいかもしれません。炭酸ナトリウムでイモ1kgに対して30gの分量ですが、水が多いと少し増やしたほうがよいかも(湯がく前に柔らかい)。
型に入れ固める

しばらく放置して固まったところで適当な大きさに切り分け再び湯がきます。湯がくと弾力のあるコンニャクになってきます。30~40分湯がきあくを取ります。
再び湯がく

湯がいた後は流水にさらしさらにあくを取ります。生杉には各家に冷たい沢水が引かれているので好都合ですね。
こんなにいっぱい作ってどうするのでしょう。実際には底にももっと沈んでいます。
水にさらす

天気がよいので表にテーブルをこしらえて弁当を食べます。早速できたてのコンニャクも刺し身コンニャクで頂きました。おいしいです・・・。
箸は美代次さんがクロモジのの枝で作ってくれたもので、いい香りがします。
外で弁当を

出来上がりは消石灰の場合が少し黄色がかっています。
早速刺し身こんにゃくで

1.8kgを3回、4人で4時間ほどかかりましたが天気も穏やかで気持ちよく作業ができました。こんにゃくにすると15kg以上はできたのではないでしょうか。
今日でコンニャク作りのコツも大体わかってきました。5月にはまたイモを植えるのですが秋の収穫とコンニャク作りが今から楽しみです。(平)
2007.04.09 春です!
4月8日(日)晴れ
大阪や京都ではお花見のピークですが、生杉では桜はおろかやっと梅が咲き始めたところです。
それでも今年はかなり春の訪れが早いようです。針畑川沿いの道ばたも車で通りすぎれば何もわからないのですが、所々で車を止め探してみるといろんな花が咲き始めているのがわかります。

道端の崖にイワナシの小さな花
イワナシ

同じく道端にショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ

生杉の水路沿いにはネコノメソウ
ネコノメソウ

カンゾウはさっと湯がいてヌタをつけるとおいしいです。
カンゾウ

ミヤマカタバミ
ミヤマカタバミ

タチツボスミレ
タチツボスミレ

キンキマメザクラ
キンキマメザクラ

山肌にコブシが咲き始め、来週頃には見事な景色になるでしょう。
コブシ

今日は出来れば畑を耕そうと思っていたのですが、生杉でも昨日かなりの雨が降ったようで畑作業はできませんでした。週末百姓は金・土に雨が降ると大変です。来週は作業ができますように・・・。
ところで先週から電柵の電池が切れていたため、鹿が畑に入ったようです。ポールが1本折れていたり、金具が破損していたりしています。やはり電気が通っていないとすぐにやられますね。早速電池を入れ替え応急の補修をしました。(平)
2007.04.01 いよいよ4月
4月1日曇り
いよいよ4月です。街では桜が咲き始め、花見シーズン到来ですが針畑ではまだまだ。
しかし昨年と比べると雪もなく、確実に春の陽気となっています。
雪はなくても昨夜からの雨で湿っており畑は何もできません。
朝靄の大原

先週延期になった雪囲いの片付けをしました。
9時半頃小屋に着き一人でぼちぼち押えの竹をはずしていきます。そのうち宮本さんもやってきて作業をしていると、ワゴン車が1台入って来ました。
「杣の道」でここの人(今北さん?)にあったことがあり、訪ねてきたとの事。
大阪と姫路から来られた60年配(?)の男女2人連れ、針畑が気に入りできれば家でも建てたいとの様子。姫路の山の方にも自力で建てた小屋を持っており田舎暮らしを求めてあちこち廻っているらしい。
地域の情報を得る為にも「杣の会」へ入会希望??もしかすると私以来3年ぶりの入会者か?
湧き水の場所を教えてあげたら雪囲いの片付けやトイレ掃除まで手伝って頂き大変助かりました。

小屋の様子を見て「囲炉裏がある!いいなあ。」と言いつつ、「こんなに散らかしてたらあかん!片付けないのは物を殺していることになる。」と厳しいお言葉も頂きました。
もし入会された場合、がっかりされないよう小屋も綺麗にして活動も活発にしなければ・・・。

今年は小屋の整理について特に力を入れてやっていきたいと考えています。常に気持ちよく使える小屋になるよう皆さんご協力をお願いします。(平)
風にて

風にて