2006.07.24 ハラワタ餅
7/22午前、畑で作業をしている時に美代次さんから餅を頂きました。昨日搗いたばかりの餅で「ハラワタ餅」と言うそうです。
生杉では昔から村内の草刈をしたり田んぼの草取りをするこの時期に餅を搗いて食べる習慣があったそうです。暑くなる時期に餅を食べて疲れを癒したり元気をつけたりする意味があったのでしょう。
「自分がいる間だけでも昔からの慣わしを伝えていかなければ・・・」とおっしゃっていました。
こういう昔からの慣わしもそうですが、美代次さんが元気なうちに竹細工などの技も教えてもらいたいなと思っています。
ハラワタ餅

いつもなら道中葛川や針畑川で度々車を止め花の写真を撮るのですが、今回は花がなく終わりかけのネムノキとノリウツギがあるくらいで生杉までほとんど車を止めることはありませんでした。
その中で畑の周りにポツポツと咲いていたのがこの花です。
ネジバナ

茎が捩れ、花が螺旋状に咲いていくため「ネジバナ(捩花)」と呼ばれている変わった花です。

花が少ない代わりバッタやトンボなどが活発に動き回っていました。
バッタ

そろそろ雨も止んで貰わないと蕎麦畑の準備が出来なくて困っています・・・。(平)

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2006.07.23 大雨
7/22(土)
梅雨前線が活発化して記録的な大雨となり、各地で深刻な被害が出ています。2~3日で1200mmを超す雨量とは想像ができません。雨が少ないのも困りますが、多すぎるのも勘弁して欲しいものです。
R367ではまたもや土砂崩れが発生しました。7/18午前7時頃、場所は坊村付近道路わきの植林地です。現場はかなりの急斜面で表面だけが滑り落ちたようになっています。幅30m、高さ30~40m位でしょうか。
村井の土砂崩れと比べると規模も小さく、防護壁を設置してすでに通常通り通行できるようにはなっています。
葛川・坊村

大阪では昨日から雨は小康状態となっていましたが、針畑側流域では昨夜もかなりの雨が降ったらしく、水量も多く路面も濡れている状態です。生杉までの県道はいつ崩れてもおかしくないような場所も多く、これだけ雨が続くと走っていても少々心配になります。
針畑川・桑原

わが家の畑にも「雨の影響」が出ており、収穫できないジャガイモが土の中で一部(メークィン)腐り始めていました。コンニャクを植えている上の段は雨が激しいときには田んぼ状態だったようです。
家本さんの畑でも小豆を植えている畑に水がたまったため、雨の中畦を切り水を流す作業をしたそうです。
天気予報では来週もはっきりしない天気が続くとの事、もういい加減にしてほしい!
梅雨明けが8月になるのなどといった事がこれまでにあったのでしょうか。(平)
7/16(日)
朝起きると生杉は相変わらずどんよりした曇り空。

針畑地区は「川の草刈普請」の日で美代次さんは早くから準備完了です。皆さん8時集合で分担場所の土手を刈っていきます。
私は普請には参加しませんが同じ時間帯に畑の周りの草刈です。蒸し暑い中、自分の畑の周りだけでも大変疲れましたが、限られた人数で村中の川土手の草刈をするのは相当な重労働です。常時住んでおられる方だけではなく、週末や時々実家へ帰ってくる方も加わっての作業です。

一方「杣の会」も今日は作業小屋周辺の木材の片付けです。敷地に入って右側に放置してある栗などの木材をとりあえず小屋の北側にまとめます。と言っても人手では動かせないようなものも多く、今北さんが「ユニック」を借りてきての作業です。メンバーは今北さん、宮本さんと私の3人と家内は周囲の草取り。
作業

ユニック作業

午前中ユニックのトラブルもありなかなかはかどりません。11時過ぎには雨も降り出し少し早めの昼休みとなります。お昼は讃岐うどんのざるうどんと畑の収穫物を少々。
お昼

今日の成果

午後からも雨は降ったりやんだりで時々強く降ってきます。私も初めての鳶口を使ったりで戸惑い気味でしたが3時頃にはやっと作業の要領もわかり、3人の連携もスムーズになってきました。それでもユニックを使って重い材木を移動させる作業、一歩間違えば大怪我ですので皆真剣です。後半は伊藤さんも来ていろいろアドバイスしてもらい助かりました。全部は終わりませんでしたが4時半頃までに2/3位は処理でき、雨の中泥だらけになりながらの作業でしたが怪我もなく上出来でしょうか。
3時頃には矢倉さんも顔を出しました。

帰りは祇園祭の宵山と重なるため京都市内は避け湖西道路経由で・・・。ところが連休のためか、真野の入り口までも20~30分の渋滞、湖西道路に入ってもノロノロ、雄琴で国道へ下りると大津市内で大渋滞と最後まで疲れましたが安全運転で帰宅。(ついでにもう一つ、帰宅後家族で行った回転寿司でも20~30分の時間待ちでした!もう9時になろうかと言う時間なのに・・・。)(平)
2006.07.17 梅雨・・・
7/15(土)今にも降り出しそうな曇り空のなか、いつもの通り生杉へ向かいます。三連休と言うことで道中は普段より車が多く、一見してレジャーとわかる車もちらほら。ところが梅ノ木で国道から県道へ入ると途端にめったに対向車のないいつもの道となります。
針畑川沿いでもやっとネムノキが目立つようになって来ました。一斉に咲くと実に見事ですね。
ネムノキ

ネムノキ

生杉では最近夕立(?)が続いているようでジャガイモの土が流れイモが顔を出しています。雨続きで収穫も出来ず、顔を出したイモは青くなり食べれなくなるので困ります。
蕎麦畑を耕すため午前中草刈をしました。夕立が来る前にと昼食後の休憩もなく、家本さんの倉庫へ耕耘機をとりに行きます。家内の運転で畑を耕し始めると30分もしないうちに雨が降り出します。芦生の方から雨がやってくるのが見えあっという間に本降りになりました。耕耘機にトタンをかぶせ車の中で雨宿り・・・。
30分ほどしても強い雨はやむ気配はなく、諦めて「山帰来」でコーヒータイムを。客は我々2人だけで、やはり針畑では連休は関係ないようですね。
大雨

雨は2時間ほど降り続きやっと小降りになりましたが、もう畑仕事は無理で夕食の分のナス・ピーマン・シシトウを収穫して小屋へ引き上げます。梅雨とはいえこのところ週末は雨にたたられ、思うように作業が進みません。週末百姓の辛いところですね。
翌日の小屋の整理のため小屋泊まりです。夜中にもかなりの雨が降っていたようです・・・。(平)
畑

7/8(土)午後、畑の土手でフキを採っていると美代次さんが「今日は一人か?休憩しに来い!」との事。美代次さんの家へ行ってみると、裏からプロパンガスとコンロを出してきます。

「かき餅」を油であげて食べさせてくれるようです。薄く短冊状に切って乾燥させてあります。「かき餅は冬の一番寒いときに作らんとカビが生える・・・。」「昔は油はぜいたく品じゃったから焼いて食うた・・・。」
生杉には7月1日に大宮神社へかき餅を奉納する行事もあったようで、夏のこの頃真冬に作ったかき餅を食べる習慣があるのでしょうか。
揚げたての「かき餅」は素朴な味でなかなかおいしいものです。
美代次節・・・

かき餅を揚げる

かき餅

かき餅を揚げながら話をしていると、最近美代次さんの休耕田を開墾している若者がいるとの事。「そういえば別荘の横のくぼ地の茅を二人で刈っていましたよ。」というと。「おー、来とったか。呼んでくる・・・。」と若者を呼んできます。
「体も大きくひげも伸ばして、一見怖そうなおにいちゃん?」でしたが話をしてみると意外におとなしくやさしそうな若者でした。
「農業で暮らして行きたい。自分で食べる米を自分で作りたい。生杉で暮らしたい。」とある人を通じて美代次さんに「農業の指導」をお願いしているそうで、この1週間程和邇から通ってきているとのこと。4,5年程前までは耕作していたとはいえかなり茅が茂っており、田んぼができるようにするのは大変な仕事です。

美代次さん、お昼から少々焼酎が入っているようで若者を前にして「美代次節」が始まります。「昔はこんなもんじゃなかった!この位できつい言うとったら話にならん・・・」。途中奥さんも家から出てきて30分以上「美代次節」を聞かせていただきました。
それにしても現在仕事にはついていない様子、今から少々の田んぼを開墾して来年米を作っても収穫は秋・・・。人事ながらどうやって生活していくのか心配になります。途中でくじけないように頑張って欲しいものです。
若者

開墾

美代次さんの話を聞いていると表の道に見慣れぬ車が止まり、「警察のものですが・・・」と刑事さんが二人降りてきました。平穏なはずの生杉で何事かと思っていると「能家で空き巣(食べ物?)が発生しました。」「小入谷でも不審な軽トラが目撃されている。」とのことです。聞き取り捜査中ですが刑事さんものどかな生杉の雰囲気と少し焼酎が入った美代次さんのペースに巻き込まれ、「8年前の死体遺棄事件」の話が出たりしました。(そんなことがあったんですね!)しばらく雑談風に聞き込みをして「何かあったらすぐに連絡してください!」と帰っていかれました。
それにしても高齢者のご夫婦や一人暮らしの多い針畑地区ですので早く解決してくれればと思います。
今週は一人での生杉通いでしたが、草取りだけでなく意外な展開の一日となりました。(平)
7/8(土)は曇り時々晴れ、大変にむし暑い生杉でした。

針畑川はいつもより釣り人が多い・・・と思っていたら、7/8は鮎の解禁日だそうです。(あまり釣れないとの情報もありますが)
アカショウマ

針畑川・桑原

畑に着くと梅雨の影響でニンニクの一部が腐りかけており、あわてて収穫しました。男爵2株も掘り出し、ニンニクと一緒に夕方まで天日干しで乾燥します。

今週も雑草との戦い。コンニャク畝の草取りにかなり苦労しましたが、順調に成長しているのを見ると秋が楽しみになります。
シシトウ、ピーマンやナスは順調で収穫できるほどになっています。
キュウリ、ニガウリ、カボチャも回復してきていますが、出遅れは否めず、果たして収穫できるようになるのか。

午後は美代次さんから休憩のお誘いがありました(この件については別に掲載します)。
今日は一人でしたので夕方までゆっくり作業し、ホタルを見てから帰ることにしました。
小屋へ帰り、暗くなるまで周囲の草刈。8時頃まで休憩し、帰る準備をしていたら携帯電話が・・・。

宮本さんです「蕎麦種子の話とスズメバチの巣の件」。見ると玄関の軒先に直径10cmほどのスズメバチの巣があります。「処分して欲しい。」との事。
一人だけだし、どうするかな・・・と考えていたら小屋の中の補虫網が目に入りました。「これだ!」と思い、念のためヘルメットをかぶり、一気に巣を網で取り去ります。
巣は以外に弱くクシャクシャになってしまいました。中には1匹だけ(女王蜂?)いたようですが、網のスピードが速かったことと上部が残ったため取り逃してしまいました。また巣をつくり始めるかもしれません。皆さんご注意を。

やっと巣の処理も終わり、帰り支度。入り口の水道栓を締めると、明かりがポッ、ポッ・・・と見えます。数は多くありませんがホタルが飛び交っています。小屋の北東の湿地に生息しているのでしょうか、道に出ても10匹程のホタルが飛んでいます。
乱舞とまではいきませんがホタル鑑賞も出来、満足して家路に・・・。(平)

ノリウツギ(ニベ)

スズメバチの巣

2006.07.02 雑草との戦い
7/1は生杉でも「草刈の普請」でしたが、わが家の畑でも梅雨時の雑草の成長は驚くばかりです。先週刈ったところももうすでに20cm程の高さになっています。電柵の周辺は毎週、そのほかのところも2週間に1度は刈り払い機で刈り取らなければなりません。毎週生杉まで草刈に来ているようなものです。

但し作物の方も一気に成長しているようです。コンニャクはほとんどの芽が出揃い葉が広がり始めています。その他ピーマン類・ナス・マメ類・ニンジンなども順調です。
ジャガイモも花が終わり、1株(男爵)枯れてきているのがあったので少し掘ってみるとかなり大きいイモが出来ています。「ためし掘り」ということで1株だけ収穫しました。写真の通り結構良く出来ていました。早速家に帰ってから小さいイモは素揚げにして醤油・砂糖で煮込み、おいしく頂きました。
コンニャク

男爵

先週電柵を昼間でも通電するよう設定した効果か鹿は入っていないようですが、生杉ではあちこちで被害の話を聞きます。
伊藤さんの家ではすぐ玄関先のジャガイモを猪に食われたそうです。隣の家本さんの畑では鹿がジャガイモの葉っぱを食い尽くしていました。皆さん害獣対策には頭を悩ましているようです。

そろそろ杣の会の取り組みとして8月に植える蕎麦の準備をしなければなりません。
本当は今週ホタル鑑賞も兼ね作業小屋に泊まり、蕎麦をまく所を耕して雑草とりをする予定でしたが、雨と先週痛めた腰の状態が万全ではないため延期です。

その代わり午後から杣の会作業小屋周辺の草刈を少しやり、北側の茅を刈り取りました。炭小屋のところや西側も少しずつやっていきます。宮本さん(と矢倉さん、今北さん?)が26,27日で整理して頂いたようで廃棄物や小屋の中も少し片付いていました。みんなで協力して、お客さんを呼べるような綺麗な小屋にしていきましょう。(平)

二日酔い気味の上、今にも降りだしそうな天気でしたが生杉へ行ってきました。
梅ノ木から県道へ入ると雨は降っていないのに濁流となっています。少々の雨では川の水は濁らないのですが、昨夜かなりの雨が降ったようです。
県道沿いではいたるところに鮮やかな紫色の「ヤマアジサイ」が見られます。大群落もありまさに「梅雨の花」という感じです。また「ドクダミ」も道路際にずっーと咲いていました。
帰りには「ホタルブクロ」を発見、オオバギボウシも咲き始めています。
ヤマアジサイ

ホタルブクロ

朽木では今日は一斉に「草刈の普請」のようで、生杉でも皆さんが出て道沿いや芦生へ向かう林道の草刈をされていました。
朽木ではお祭りを初めとして季節季節の節目にいろんな共同作業があります。住民の高齢化により空き家の家が増えつつある中で行事を維持することは大変なことだと思いますが、逆に言うとこういう行事があることによりなんとかコミュニケーションが取れているのかもしれませんね。
天気の方は午前中は何とか持ちましたが、午後からは雨具の必要ない程度の雨が断続的に降っていました。天気の影響もあるとは思いますが一時期に比べるとほとんど人の入りがなくいつもの静かな生杉でした。

ところで最近針畑へ移ってきた若いご家族があるそうです。中牧の住宅に入居されているようですが、4人のお子さんもいらっしゃるとのこと。針畑の人口も増え、平均年齢もぐっと下がるので結構なことですが、今はまだお仕事もないとのこと。
確かに自然が豊かで、街中とは違うリズムで時間が流れていく生杉で子育てをしながら生活をすることは素晴らしい事だと思います。しかし現実には楽しいことばかりでもなく、生杉といえどもお金と無縁の生活はできるはずもなく・・・。
若さを羨ましくもあり、心配になったりもして・・・。「ほっといてくれ」と言われそうですが。(平)